2022-01-11
「オーバーローン」という言葉をご存じですか?
不動産売却をおこなう際に必ず気にしたいオーバーローン。
今回はオーバーローンとは一体どういうものなのかをご紹介していきます。
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はじめにオーバーローンとは何なのかご紹介していきます。
オーバーローンとは、ローンの残債が不動産売却価格よりも高くなる状態のことです。
たとえば、ローンが残り1,000万円のときに800万円で不動産売却をおこなうと200万円ローンが残ってしまいます。
そのようなオーバーローンの状態では、不動産売却した後も住んでいない不動産のローンを支払い続ける必要があります。
それとは逆にアンダーローンという状態もあります。
アンダーローンとは、ローンの残債よりも不動産売却価格の方が高くなる状態のことです。
アンダーローンの状態であれば、売却で得たお金でローンを返済できるため、その後の負担はありません。
住宅ローンの支払いが難しくなってきた際に、アンダーローンの状態になるようであれば早めに不動産売却をおこなうことをおすすめします。
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不動産売却をおこなう際にオーバーローンになるかどうかの調べ方をご紹介します。
調べ方の最初の段階としてローンがどれだけ残っているのかを把握しましょう。
ローンの残債はローン返済計画書や残高証明書で調べることができます。
それらの書類を交付されるタイミングは、固定金利なら契約締結と同時、変動金利なら6か月に1度新たなものが交付されるという違いがあるため注意が必要です。
次のステップでは不動産売却をおこなった際にどれくらいの価格になるかを調べます。
具体的な調べ方として不動産会社に査定をおこなってもらいます。
その査定金額とローンの残債を比較して、ローンの残債の方が多ければオーバーローンだといえます。
もし、ご自身の不動産がオーバーローンの状態になっていても、不動産の売却はおこなえます。
通常、住宅ローンが支払えずに滞納が続くと強制的に競売にかけられます。
しかし競売は不動産相場の7割ほどの金額しかならないことが多いです。
競売はオーバーローンをさらに助長してしまいます。
なのでオーバーローンの状態で不動産売却をおこなう際は「任意売却」を選択してください。
オーバーローンの状態ではまだローンが残るため、金融機関から売却の許可が出ないことが多いです。
しかし不動産会社を通じて任意売却をおこなう場合は、金融機関の許可が出やすくなります。
任意売却は通常の売却と変わらない金額で不動産売却をおこなえるため、ローンを大幅に減らすことができ、ローンの残債も計画的に返済可能です。
オーバーローンの状態で売却をしたいときには、不動産会社に任意売却を相談してみてくださいね。
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今回はオーバーローンについてご紹介しました。
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