2023-04-11
「不動産を相続したけど、お墓に近い不動産は売れにくいって聞いたことがある」と、売却を諦めている方もいるかもしれません。
たしかに通常の不動産より売れにくいですが、お墓に近い不動産を希望する方もいます。
売却を検討中の方は、この記事を参考にしてメリットやデメリット、注意点を知ってお墓に近い不動産売却を進めていきましょう。
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お墓に近い不動産売却はどうしても売却価格に影響が出てしまいます。
お墓が近い不動産は、買主が購入に対して抵抗を感じるため「嫌悪施設」として分類されており、お墓が近い事実に対して告知義務があります。
そのため、一般的に購入に至る件数が少なく、売却価格が通常よりも20〜30%程度下がるケースが多いです。
しかし、中にはお墓が近くても気にならないなど嫌悪感を抱かない方もいるため、購入を希望する買主と出会えるかどうかが鍵となります。
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お墓に近い不動産の売却前に知っておきたいメリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
お墓は一般的に敷地が広い上に、移築される心配がないため住環境が変わる可能性が低いです。
突然高いマンションや商業施設が建設されないので、日当たりや風通しのよさも確保できます。
また、お墓を作る場所は自然災害のダメージを受けないような安定した地盤である場所が選ばれており、地震や土砂崩れの被害に遭うリスクも少ないです。
規模が大きい寺院の敷地内にお墓がある場合、お盆には多くの方が訪れるため騒音被害に遭うリスクがあります。
また、お墓の供物を狙ったカラスや猫などが集まり、道路や敷地を荒らされる可能性も高いです。
お墓の規模や購入する不動産の位置によって異なりますが、不動産売却をする側も、どういう状況かを説明できるようにしておかなければいけません。
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お墓が近い不動産売却をする際の注意点としては嫌悪施設である点を隠して契約に至った場合、告示義務違反をしたとして、契約解除や損害賠償請求が求められます。
不動産売却ができないだけでなく、損害賠償にかかるお金を支払う必要があり、大きな損害を負うことになります。
お墓が近い嫌悪施設であることが売却価格に影響するのは事実ですが、正しい情報を買主に提供した上で取引をしましょう。
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