2023-01-24
不動産売却を安心・安全に進めるためには、司法書士の存在が欠かせません。
しかし不動産売却の際に司法書士がどのような役割を担っているのか、司法書士に諸手続きを依頼するメリットはあるのかなどについて疑問を抱いている方もいるでしょう。
そこで今回は、不動産売却時における司法書士の役割や手続きを司法書士に依頼するメリット、司法書士に支払う報酬額について解説します。
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司法書士は国家資格のひとつで、不動産登記に必要な書類作成や申請手続きの代行などの役割を担う職業です。
不動産を売買した際には、不動産の名義を売主から買主へと変更したり、抵抗権を抹消したりといった登記手続きが欠かせません。
登記は自身でもおこなうことが可能ですが、手続きは煩雑で準備しなければならない書類も多いため、不動産取引を安心して進めるためにも司法書士に依頼する形が一般的です。
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不動産取引をおこなう際に司法書士を介するメリットは、さまざまなトラブルを回避できる点にあります。
不動産売買契約を締結したとしても、買主側の都合で金融機関の融資が実行されず、債務が不履行に陥ってしまうケースも少なくありません。
しかし司法書士を間に挟めば、買主が金融機関からの融資を受けられるのかを確認したうえで契約を進めてくれるので、円滑な取引が可能になるでしょう。
また、自身で登記手続きをおこなうには平日に不動産所在地を管轄する法務局へ行く必要がありますが、司法書士に手続きの代行を依頼すれば時間や労力を大きく節約できます。
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住宅ローンを組んで購入した不動産には金融機関による抵当権が設定されているため、売却にあたって抹消の手続きをおこなう必要があります。
抵当権抹消登記にかかる登録免許税は不動産1件につき1,000円ですが、司法書士に代行を依頼する場合は別途1万円~2万円ほどの報酬が必要です。
また、不動産売却時に登記上の住所や氏名が現在と異なっている場合は、住所変更登記・氏名変更登記をおこないます。
住所変更登記・氏名変更登記にかかる登録免許税は不動産1件につき1,000円で、それに加えて司法書士への報酬として1万円~2万円の費用が発生します。
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