不動産の一部を売却したい！不動産の分筆をおこなう方法とメリットとは？

不動産を相続した場合、複数の相続人がいる状態だと売却できるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか？
相続した場合だけでなく、土地の一部だけを売却したい場合もあるかといます。
そんな土地の一部だけを売却したい場合におこなうのが分筆です。
不動産の分筆とは何か、また分筆する方法と分筆のメリットについて解説していきます。

不動産を売却したい場合の分筆とは？

分筆とは、1つの土地を複数に分けて登記することです。
分筆によって、それぞれの土地の登記簿が作成されます。
複数の登記簿が作成されれば、その一つだけを売却するということも可能になります。

不動産の売却で分筆するメリットとデメリットとは？

もともとは1つだった土地を分けるので、土地の一部を売却することができるとお伝えしましたが、分筆することはその他にもメリットがあります。

• 遺産分割しやすくなる
• 不動産の使用用途に合わせた地目設定が可能になる
• 税金が安くなる場合がある

複数人の相続人が存在している場合、分筆することで遺産分割もしやすくなります。
また、分筆することで税金が高くなる土地と、安くなる土地に分けることができます。
土地の評価額をさげることで税金を抑える事が可能になるのです。
しかし、分筆することはメリットばかりではありません。
分筆するには登記手続きなど手間や時間、費用がかかります。
また分筆することで使い勝手の悪い土地となる場合もあります。
さらに、使い勝手の悪い土地に建物を建てずにいた場合、逆に固定資産税が上がってしまう可能性もあります。

売却したい不動産を分筆する方法とは？

分筆の手続きは専門的な知識が必要とされ、個人でおこなうことは難しいため、専門家に相談することをおすすめします。
相談する場合は、専門家である土地家屋調査士に費用も含めた見積を依頼するようにしましょう。
土地家屋調査士に依頼すれば、現地調査から登記手続きまで、個人では難しい手続きをおこなってもらえます。
ただし、分筆にかかる費用は、登記申請手続きが5万円から10万円程度、敷地調査や測量などを含めると土地家屋調査士に支払う金額は50万円から100万円程度かかるということも覚えておきましょう。

まとめ

分筆をすることで、不動産の一部を売却したり、分割して相続したりすることができるようになります。
分筆をおこなうことをお悩みの方は、メリット・デメリットを比較して、分筆をおこなう方法を専門家に相談してみましょう。
私たち「けやきハウジング」は、入間市を中心に不動産売却サポートをおこなっております。
弊社のホームページより無料で不動産査定依頼を受け付けていますので、ぜひお問い合わせください。