2022-04-12
近年、全国で空き家が問題視され、国や自治体をあげて空き家の適正管理に関する取り組みがおこなわれています。
埼玉県入間市においても、生活環境に影響を及ぼす恐れのある空き家が複数確認されており、早急な対応が必要な状況です。
この記事では、入間市が国の「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づきおこなっている対策の内容と、空き家の対処法についてご紹介します。
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空き家とは、居住者や利用者のいない状態が続いている建物のことです。
少子高齢化や核家族化が進み、近年は居住者のいない空き家が増えています。
適正に管理されずに放置された空き家は、防災面、衛生面などにおいて、私たちの生活に影響を及ぼしかねません。
ここで、入間市の空き家の現状を見てみましょう。
平成25年の「住宅・土地統計調査結果」によると、入間市の空き家の総数は4,640戸で、住宅総数に占める空き家率は7.4%でした。
4,640戸の空き家うち、生活環境に影響を及ぼす空き家は1,880戸あり、空き家全体の約40%を占めています。
入間市には、適正に管理されていない空き家が多数あるといえるのです。
上記のような現状を踏まえ、入間市では国の「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、「入間市空き家等対策計画」を策定しました。
この計画では、「空き家等の発生の抑制と適正管理の促進」、「空き家等の利活用の促進」、「特定空家等への措置」の3つの基本方針を掲げています。
計画の対象は入間市内全域、計画期間は平成30年度から令和3年度までとし、それ以降は次期計画を策定し、永続的に空き家対策を推進していきます。
弊社が選ばれている理由|スタッフ一覧
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入間市では、空き家や不動産の相続などについて相談できる、「入間市空き家相談会」を実施しています。
そのほかの空き家の対処法は、以下のとおりです。
入間市では、平成29年12月から「入間市空き家バンク」を始めました。
空き家バンクは、空き家の売却や購入などを考えている方に向けた取り組みです。
空き家バンクに空き家の情報を登録しておくことで、空き家バンクを管理する自治体などが購入希望者に空き家の情報を提供します。
不動産会社やNPO法人などが実施しているサービスで、空き家の所有者に代わって除草や室内の換気、清掃などをおこないます。
賃貸物件として貸し出すことで、居住者のいない空き家の状態を解消できます。
空き家を賃貸物件として活用することで、賃料が得られるだけでなく、建物や住宅設備の劣化を防げるというメリットがあります。
買い手がなかなかつかない場合は、買い手を探す「仲介」ではなく、不動産会社が直接買い取る「買取」を検討するのも1つの方法です。
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埼玉県入間市では、国の空き家対策特別措置法に基づき、独自の空き家対策をおこなっています。
相続した住居を放置している方や空き家を管理できない方は、さまざまなサービスや相談会を利用してみてはいかがでしょうか。
私たち「けやきハウジング」は、入間市を中心に不動産売却サポートをおこなっております。
弊社のホームページより無料で不動産査定依頼を受け付けていますので、ぜひお問い合わせください。