不動産売却の相談窓口はどこ?相続や税務の相談にかかる費用とは?

2022-01-25

不動産売却の相談窓口はどこ?相続や税務の相談にかかる費用とは?

この記事のハイライト
●相続による不動産売却の相談はトラブルがなければ司法書士、トラブルがあれば弁護士
●不動産売却全般の相談はまず不動産会社へ
●不動産売却関係の相談にかかる費用の相場を確認

相続する実家などの不動産は、売却前にさまざまな手続きが発生します。
とくに相続関連の手続きは期限があるため、なるべく早く対応を進める必要があるでしょう。
そこで不動産売却前の相談窓口はどこなのか、相談にかかる費用とともにご紹介します。
入間市で相続した不動産の売却を検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産売却前の相続に関する相談はどこでする?

不動産売却前の相続に関する相談はどこでする?

不動産売却の前に、まずは価格査定を受けることになります。
価格査定は不動産会社が窓口となっており、データに基づいて査定する机上査定なら早ければ当日中に結果が判明します。
そのため相続手続き前に、目安の売却金額を知りたい方にもおすすめです。
そして実際に物件を見学する訪問査定なら、より正確な金額を把握できるでしょう。

相続手続きに関する相談は司法書士

相続全般の手続きは、司法書士が相談窓口です。
不動産売却前の相続登記だけでなく、売却後の所有権移転登記に関する相談も可能です。
相続を伴う登記手続きは複雑で、必要書類の収集にも時間がかかります。
これらの準備が滞ると、相続税の申告期限(被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内)に間に合わなくなるリスクがあります。
スムーズに手続きを完了させるためにも、早めに司法書士へ相談するのがおすすめです。
なお不動産会社からも司法書士を紹介してもらえるため、価格査定と合わせて依頼すると良いでしょう。

トラブルの解決は弁護士

相続した不動産の売却は、共有者全員の同意が必要です。
一人でも不動産売却に反対していたり、遺産分割協議がまとまらないなどのトラブルがあれば、弁護士へ相談しましょう。
法的根拠に基づく解決方法を提案してくれるため、相続人同士のさらなる衝突を防げます。
ただし所有権移転登記や、税の申告手続きなどは弁護士に依頼できません。
あくまでもトラブル解決が中心なので、まずは相続人同士の話し合いで解決を目指しましょう。
たとえば売却に反対している方がいるだけで、ほかにトラブルがなければ、不動産会社の価格査定だけでも受けてみてください。
売却価格を知れば、不動産売却に賛成してくれる可能性もあるでしょう。
机上査定なら現地訪問を伴わないため、売却に反対している方がいても価格査定が可能です。
けやきハウジングでは、入間市で価格査定のご相談を受け付けております。

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不動産売却の目的別の相談窓口とは?

不動産売却の目的別の相談窓口とは?

相続手続き以外の事柄については、相談窓口が異なります。
不動産売却前に確認しておきたいものもあるため、窓口ごとに相談できる内容を確認していきましょう。

土地家屋調査士

土地を不動産売却する際は、土地の境界を確定させる必要があります。
そして土地家屋調査士が実施する確定測量にあたっては、隣地の所有者の立ち会いも必要です。
スケジュールの調整に難航すれば、確定測量に時間がかかるかもしれません。
しかし境界が確定していない土地は、買い手が見つかりにくい傾向にあります。
土地家屋調査士はそういった隣地との話し合いを仲立ちしておこなってくれるため、早い段階で土地家屋調査士に相談するのがおすすめです。

税理士・税務署

相続税や不動産売却後の譲渡所得税など、税金についての相談窓口は税理士です。
各地の税理士会では、確定申告のシーズンを中心に無料相談会も開催しています。
このような無料相談会に参加し、より具体的な相談や税務手続きに関しては、正式に依頼するのもおすすめです。
また確定申告に関しては、税務署も窓口となっています。
税務署に直接出向くか電話でも相談できますが、事前予約が必要になる場合もあるため注意してください。

司法書士

司法書士は相続以外の事柄についても、相談を受け付けている窓口です。
相続した物件が元々は住宅ローンを組んで取得していた場合、抵当権抹消登記の手続きが必要です。
このほか住所変更登記や所有権移転登記など、さまざまな登記手続きが必要となるでしょう。
そこで司法書士にお任せすれば、スムーズに登記手続きを進められます。
また法務局の開庁時間は、平日の8時30分~17時15分です。
そのため、仕事などで平日の手続きが難しい方にもおすすめです。

まずは不動産会社に相談

すでに相談したい内容が決まっているなら、前述のとおりの各専門家が窓口です。
しかしとりあえず相談したい場合は、まずは不動産会社への問い合わせがおすすめです。
不動産売却全般の疑問はもちろんのこと、手続きに関する困りごとにも対応しています。
さらに専門家のサポートが必要であれば、不動産会社から司法書士や税理士の紹介を受けることも可能です。

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不動産売却に関する相談費用の相場とは?

不動産売却に関する相談費用の相場とは?

各専門家に相談をおこなう場合は、それぞれ費用が発生します。
正式に依頼すれば報酬料も発生するため、費用もかさんでしまいがちです。
少しでも費用を抑えるためにも、必要なポイントにしぼって相談するのがおすすめです。
そこで窓口別の、費用相場をそれぞれ確認していきましょう。

弁護士

弁護士の相談費用は1時間あたり1万円が相場です。
このほか案件に応じて、着手金と報酬金が発生する点に注意してください。
なお弁護士は、税務や登記に関する手続きはできません。
あくまでもトラブルの解決が目的なので、事務手続きを依頼したい場合は他の専門家を選びましょう。
なお弁護士には、それぞれ得意分野があります。
弁護士を選ぶ際は、相続や不動産関連のトラブルを得意とする事務所がおすすめです。

司法書士

司法書士の相談費用は1時間あたり5,000円が相場です。
さらに登記に関する諸手続きを依頼する際は、1件あたり数万円~5万円前後の費用が発生します。
土地と建物はそれぞれ1件として数えるため、一戸建てを不動産売却するときは注意してください。
なお登記手続きは、自分でおこなうことも可能です。
ただし相続登記の場合は相続税の申告期限が定められているため、早めの手続きが必要となります。
またそれ以外の登記手続きも、書類不備があれば再提出を求められることがあるでしょう。
法務局へ何度も足を運ぶことになってしまわないよう、なるべく司法書士に依頼するのがおすすめです。

税理士

税理士の相談費用も1時間あたり5,000円が相場です。
また不動産売却に関する税務を依頼する際は、10万円~20万円程度の費用を見込んでおきましょう。

土地家屋調査士

土地家屋調査士への相談は、無料の事務所が多いようです。
もしくは1時間あたり3,000円~4,000円程度を見込んでおきましょう。
さらに境界確定の測量にかかる費用は、物件の規模にもよりますが35万円~80万円が相場です。

不動産会社

不動産会社は、価格査定や媒介契約の相談を無料でおこなっております。
なお仲介手数料は売買契約が成立したときに発生するものなので、とりあえず相談だけしたい方でも安心です。
そして仲介手数料には上限額が定められているため、価格査定を受ければ目安の費用を把握できます。
なお売却価格ごとの、仲介手数料の上限は以下のとおりです。

  • 200万円以下の部分:売却価格×5%+消費税
  • 200万円超~400万円以下:売却価格×4%+消費税
  • 400万円超:売却価格×3%+消費税

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まとめ

不動産売却に関する相談はどこでできるのか、窓口や費用相場についてご紹介しました。
手続きを滞りなくおこなうためにも、専門家のサポートを受けながら進めるのがおすすめです。
けやきハウジングでは、入間市で不動産売却に関するご相談や査定依頼を受け付けております。
相続が関わる不動産の売却についても、お気軽にご相談ください。

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